カプコンの企業研究!戦略や強みをゲーム業界人目線で解説!

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すらーむ

ゲーム会社といえばモンハンで有名なカプコンがあるよね
カプコンの強みってなんなんだろう?

からまり

じゃあ今回はカプコンについて解説していくょ
就活初心者でもわかるように説明するねぇ

こんな人にオススメ!
  • ゲーム業界に就職したい方!
  • 各企業の特色を知りたい方!
  • ゲーム業界への転職を考えている方!

当ブログは、就活初心者やIR情報の読み方が分からない方でも理解できるよう
極力専門用語を使用しない解説を心がけています!

気に入っていただけたら、他のページもぜひご確認ください!

目次

カプコンを5段階で評価!

からまり

カプコンを簡単に表すとこんな感じになるょ

大人気IP×高品質のゲームによる安定した成長!
今後はグローバル展開やブランド力向上に力を入れ、利益率UPを目指す!

経営状態の良さ(財務健全性・利益率)
悪い
良い
成長性・将来性
将来性がない
将来性がある
IP・ブランド力(コンテンツの強さ)
ブランド力が弱い
ブランド力が強い
グローバル展開力
国内中心
グローバル中心
新規IP・挑戦力
保守的
革新的
世界的IPに関わりたい
高品質なゲームを作りたい
安定した環境で長く働きたい
ゼロからIPを立ち上げたい
スマホやWeb3など新領域に挑戦したい
からまり

ゲーム会社に応募する人で
「新しいIPを作りたい!」
「自分の考えたゲームを作りたい!」
って言う人は多いけど、それはなかなか難しいかもねぇ

すらーむ

カプコンくらい強いコンテンツがあれば
今あるコンテンツ力を伸ばすことに集中するのは当然だね!

会社概要

  • 社名:株式会社カプコン(CAPCOM CO., LTD.)
  • 設立:1979年(創業:1983年)
  • 本社:大阪府大阪市中央区
  • 従業員数:連結 約3,700人(2025年3月時点)
  • 上場:東証プライム市場(証券コード:9697)

主な事業領域と代表タイトル

家庭用ゲームソフト事業

  • 『モンスターハンター』
  • 『バイオハザード』
  • 『ストリートファイター』
  • 『ロックマン』
  • 『デビル メイ クライ』など

モバイルコンテンツ事業

  • 『モンスターハンター Now』(Nianticと共同開発)
  • 『バイオハザード ヴィレッジ Cloud』(クラウド版)
    ※スマホ向けは外部連携が中心。自社開発は少なめ。

アミューズメント機器事業(パチスロ・パチンコ)

  • 『モンスターハンター 狂竜戦線』
  • 『バイオハザード リベレーションズ』
    ※関連会社「エンターライズ」が開発・販売

アミューズメント施設運営

  • アミューズメント施設「プラサカプコン」の運営
  • 「カプコンカフェ」:池袋・梅田などで展開
  • 「カプコンストア」:公式グッズショップ
  • 「VS PARK」:体験型アスレチック施設(スポーツ×ゲーム)

カプコンの業績推移

からまり

最新のIR情報をもとに、業績をまとめてみたよ!

業績は良かったのか?悪かったのか?

まずは公式サイトより作成した業績の表を見てみましょう!

指標数値前年同期比
売上高
(経費を引く前の収入の合計金額)
45,502百万円+53.7%
営業利益
(経費を引いた本業の利益)
24,597百万円+90.8%
経常利益
(経費を引いた本業+本業以外の利益)
22,883百万円+69.7%
純利益
(税金や一時的な損益を引いた利益)
17,238百万円+72.8%
IR情報より

前年の同期と比較してかなり売上が伸びていますね!

さらに注目すべきは営業利益の伸び方です!会社の軸となる部分の売上を示す営業利益が多いということは、会社のメインとなるゲーム作りがうまくいっているということを表します。

カプコンの業績が良かった理由は?
  • 主力のデジタルコンテンツ事業(家庭用ゲーム・PCゲームなど)が絶好調!
  • ゲームソフトの販売本数は前年同期の953万本 → 今期は1,416万本に増加!
  • 『モンスターハンター』『バイオハザード』などの人気シリーズがリピート販売で好調!

業績の推移

続いて、ここ数年間での業績の推移を見てみましょう!

安定した右肩上がりの成長!

  • 5年間で売上は約1.7倍、営業利益は約1.7倍、純利益も約1.6倍に増加!
  • 特定のヒットに依存せず、IPの継続販売とデジタル化によって安定して成長している!
  • 長期的に安心して働ける企業!

業界トップクラスの利益率をキープ!

  • 営業利益率は毎年35〜40%超。これはゲーム業界でも異例の高さ。
  • 「モンスターハンター」「バイオハザード」「ストリートファイター」などの大人気IPで常に安定した売上をキープ
  • 旧作のリピート販売が多く、開発費が抑えられている!
からまり

この利益率の高さは、超大手企業でもなかなかないねぇ
カプコンがゲーム作りにいかに真剣に向き合ってるかがわかるょ

各事業ごとの業績

スクロールできます
指標デジタルコンテンツ事業(家庭用・PCゲームなど)アーケード施設事業
(アミューズメント施設「プラサカプコン」の運営)
アミューズメント機器事業(パチンコ&パチスロ、アーケードゲーム)その他事業
(ライセンス・出版など)
売上高
(経費を引く前の収入の合計金額)
29,884百万円5,670百万円7,855百万円671百万円
営業利益
(経費を引いた本業の利益)
20,072百万円948百万円4,938百万円281百万円
コメント売上・利益ともに大幅増。

新作とリピートタイトルの両方が好調。

ダウンロード販売の比率が高まり、利益率も改善。
国内施設の来場者数が回復傾向。

体験型イベントやIP連携施策が奏功。
新筐体の投入で増収増益。

国内外のアーケード市場で安定した需要。
IR情報より
すらーむ

圧倒的にデジタルコンテンツ事業が強いね

カプコンの今後の戦略

すらーむ

今利益がすごいのはわかったけど…
今後はどうやって成長していくんだろう?

毎年「安定して利益を伸ばす」ことが目標

カプコンは「毎年営業利益を10%ずつ増やす」ことを中期目標にしています。

これは下記のような方法で実現しようとしています。

  • 新作ゲームを定期的に出す
  • 過去の人気作を繰り返し制作し、グローバル販売経路を強化
  • 人気作をゲームだけでなくいろんな形で展開

現在の年間販売本数は約4,500万本ですが、
これを将来的に「1億本」にまで増やすという長期目標を掲げています。

「ワンコンテンツ・マルチユース」戦略

各事業紹介より https://www.capcom.co.jp/recruit/service/index.html

カプコンは、ひとつのゲームを、いろんな形で展開する戦略を「ワンコンテンツ・マルチユース戦略」として推進しています。
たとえば『バイオハザード』はゲームだけでなく、映画やドラマにもなっており、購入層の拡大に成功しています。
また、『ストリートファイター』は、世界大会を開催するなど、eスポーツ分野への拡大を行いました。

この戦略により、認知拡大・ブランド価値向上に繋がり、グローバル市場で戦えるコンテンツとして成長させることを目標にしています。

からまり

新しいIPの創出よりも、
今人気のIPのファンを増やすって部分に力を入れているねぇ

デジタル販売の強化

これまでゲームは、ヤマダ電機やゲオ、TSUTAYAなどの小売店でパッケージ版を買うのが主流でした。
しかしこの販売方法は、世界展開が難しく課題となっていました。

そこでカプコンは、より利益率の高い「デジタル=ダウンロード版」販売に力を入れることにしました。

カプコンはこの「デジタル販売」を中心に切り替えていて、利益率が大きく改善し、230を超える国・地域にまで販売地域を拡大することができました。

ユーザーもすぐに遊べる・アップデートしやすいなどメリットが多く、
今後もデジタル販売の強化に力を入れていく方針を示しています。

海外展開のさらなる強化

現在の売上の約80%が海外からであり、すでに「グローバル企業」と言える状態です。

特にカプコンが注目しているのが「インド市場」。
社長の発言では「10年以内に中国市場を超える可能性がある」とのこと。

旧作の販売やスマホ向け展開を通じて、インドでの成長を狙っています。

参考:https://www.capcom.co.jp/ir/management/strategies.html? 中期経営計画より

まとめ IPの成長とグローバル展開で今後も成長する企業!

カプコンの業績は他のゲーム会社と比較してもトップクラス。
好調な業績の背景には、カプコンが「IPの力を活かしながら、利益率の高いダウンロード販売を強化している」ことがあります。

カプコンは『モンスターハンター』『バイオハザード』『ストリートファイター』など、世界的に人気のあるゲームシリーズを多数持つ企業です。

今後の戦略は、これらのIP(キャラクターや作品)を軸に、グローバル展開と収益力の強化を進めるものです。
人気シリーズを大切に育てながら、新作も定期的に投入。ゲームだけでなく、映像・グッズ・イベントなどにも展開して、IPの価値を最大化。世界中のユーザーに向けて、安定して利益を出す体制を整えています。

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